40歳すぎて1型糖尿病になりました。

1型糖尿病になって変わった生活を記録しました。

はじめての入院生活。

40歳を過ぎてはじめての入院一日目。

最安値の6人部屋を希望したところ、コロナの影響かベッドに空きがなくて4人部屋に案内される。患者は私だけでカドの窓際にあるベッドを使わせてもらい、居心地は悪くない。

だけども腕には点滴がつけられ24時間ずっと外せないため、トイレに行くときもお供できるようキャスター付きの少しもオシャレとは思えない機器をベッド近くに設置される状況…。

とにかく疲れたからすぐ寝る、でも1時間ごとに看護師さんに起こされては血糖値測るため指にプスプス針を刺されては血を採取。気が滅入ったけど、看護師さんも昼夜問わず頻繁におじさんの指にプスプス穴あけるなんてなかなかしんどいだろうな、と感謝しながら就寝。

 

入院2日目。

はじめての病院食を出される。点滴で血糖値を下げて、食事でエネルギーを作り出すためしっかり食べてと指示を受ける。そんな時に限って嫌いなタケノコの登場…。なんでこういうときにノコノコと現れるのか、他の食材と一緒に口いっぱいに詰め込んで食べた。そのときの顔はとてもSNSには晒せないレベルと診断。

 

入院3日目。

病名の診断結果を待つ間、色々と糖尿病についてインターネットで調べる。糖尿病には1型と2型があることを知る。一般的には2型が多く、生活習慣を改善すれば治ることが分かったので安心する。ただ気になるとすれば、食生活の乱れによる肥満が原因と書かれているが、言うほど肥満じゃない…。一方で1型は少なく、発症原因はウイルスとも言われているが明確には分かっておらず、すい臓が血液中の糖分を細胞へ取り込むインスリンといわれるものが分泌されなくなる、といった症状で治らないと書かれてる。一抹の不安を覚える…。

 

入院4日目。

とうとう点滴が外されインスリン注射と対面。血糖値を測るのに指にプスプス、そして今度はインスリンを打つのにお腹にプスプス。女性の看護師さんに私のだらしないお腹を見せてプスプスされる姿は、ワンチャン可愛いかもしれない。プスプスプスプスと一日に何回針を刺すんだと内心思いながら、食事前にインスリンを打つ生活がスタートしました。