40歳すぎて1型糖尿病になりました。

1型糖尿病になって変わった生活を記録しました。

はじめてのインスリン注射。

入院5日目。

4人部屋に私以外の入院患者がきた。後輩①と勝手に名付ける。ただ、年齢は60歳を超えていそうだ。誰にも気を遣わない1人の生活とのお別れに寂しさを覚える。この頃には大分入院生活にも慣れてきて、風呂の予約や広場でのテレビ鑑賞など自由に行動するようになっていた。

 

入院6日目。

担当医が現れた。精密検査の結果が分かったとのことで病名が告げられる。

「急性発症1型糖尿病ケトーシス

大変残念ながら1型糖尿病です、ずっと付き合っていく病気となりますが、インスリンさえ打っていれば食事制限もすることなく今までと変わらない生活を送ることができるので、血糖値コントロールを頑張ってできるようにしましょう、と説明を受ける。「うそやん…」

 

入院7日目。

看護師さんから、血糖値測るための指へのプスプスとインスリンのお腹へのプスプスをこれから自分でやってください、と指示を受ける。プスプスプスプスの看護師さんからの自立。この頃には血糖値も食前に測るといったペースになっていた。指へのプスプスは大丈夫だけど、お腹へのプスプスは怖くてなかなか自分で刺せない!プスプスへの恐怖からのプルプル。体感1分、刺せずに止まる。持続型と即効型のインスリンを一日に計4回、朝昼晩の食事前に自ら打つ生活がスタートしました。